このたび寿柳貴彦は御縁あって、本年3月より金沢三茶屋街のひとつ、主計町(かずえまち)の芸妓衆の皆様のお稽古を担当させていただくことになりました。 

城下町として栄えた金沢には、数多くの伝統芸能が伝承されています。 ひがし、にし、主計町の三つの茶屋街があり、金沢芸妓の皆様は現在も日々お三味線やお囃子、舞踊の厳しい稽古を重ねてその伝統を継承されておられます。 その三茶屋街の芸妓が勢揃いする「金沢おどり」は毎年9月に四日間にわたって開催されます。 今年より主計町の舞踊師匠として、この「金沢おどり」の振り付けにも携わらせていただくこととなり、身に余る思いでございますが、歴史ある金沢の町で芸を磨いてこられた芸妓の皆様のお力になれますよう、誠心誠意努めてまいる所存でございます。

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