令和6年1月7日、小舟町の寿柳流舞踊道場にて新年のお顔合わせを致しました。
創流して6年を迎える本年、名取の方も126名となり、これからも日本舞踊を通して心を豊かに、人として成長できるような流儀を目指して参りたいと存じます。 お正月から心の痛むニュースが多く、いまだ辛い思いをしておられる方が沢山おられる中、門弟の皆様と無事にお会いして和やかな時間が持てました事に感謝を忘れず、今年一年が皆様にとって平穏で豊かなのものでありますようご祈念申し上げます。
お知らせ
第20回 金沢おどり
2024年1月14日お知らせ
令和5年9月15日より4日間、石川県立音楽堂邦楽ホールにて、第20回金沢おどりが開催されました。
今回は金沢ゆかりの文豪泉鏡花生誕150周年ということで、新作も含めた美しい大和楽にのせて艶やかな舞踊絵巻が金沢芸妓の皆様によって繰り広げられました。 主計町を担当させていただいている寿柳流は「天守物語」、主計町のベテランかず弥さんによる「新曲浦島」を振付させていただきました。 金沢芸妓の皆様の芸に対する真摯で熱い想いの詰まった舞台は、大盛況の下千秋楽を迎えることができました。
第2回 寿柳流「寿会」 ご報告
2023年6月30日お知らせ
5月4日、ゴールデンウィーク中の開催であったにもかかわらず、非常に沢山のお客様にお越しいただき、24演目、出演者一人も欠けることなく、無事に舞い納めることができましたこと、ご報告させていただきます。 開催にあたりまして多くの方のご理解とご尽力を賜りました事、改めまして深くお礼申し上げます。
第2回 寿会 (←舞台写真ご覧いただけます)
寿柳流について
三代目宗家家元花柳壽輔からお流儀を託された者として、初代、二代目及び三代目へと受け継がれた「精神」「芸」「人」を継承していくために、平成30年5月23日に「寿柳流(としやぎりゅう)」を創流致しました。
流儀の名称は「花柳流」から「柳」、「花柳壽輔」から「壽(寿)」の文字をいただきました。
新たな流儀の立ち上げとなりますが、初代花柳壽輔を流祖とし、三代目花柳壽輔まで紡がれてきた古典舞踊を受け継ぎ、その理念を伝承する流儀です。 日本舞踊の発展、日本の伝統文化の継承を目指し、お稽古を通していつの時代においても大切な礼儀や所作などもお伝えしています。
宗家家元・寿柳貴彦
寿柳流の流祖について
- 初代 花柳壽輔
- 二代目 花柳壽輔
- 三代目 花柳壽輔
お流儀のあり方
- 初代から三代目お家元までの精神を受け継ぎ、従来の振りを尊重して流儀の「芸」・「心」を伝承する
- 流儀の維持及び発展を第一とし、私利私欲を捨て、一門を何より大切にする
①名取試験の公正な実施
②門弟の経済的負担を縮小
③流儀会計の公正(詳細の開示)
④外部有識者の協力等により、公明性・社会性の高い流儀運営を旨とする
寿柳流の運営に関する諸事項
- 宗家家元は寿柳貴彦とします
- 寿柳流の名取には「寿柳」を苗字とする名取名(芸名)が認許されます
- 流儀のお稽古場及び事務所は小舟町wakaba(日本橋小舟町9丁目12番)とします
- お浚い会も実施いたします
- 毎年5月23日の創流記念日に総会を実施します
入門のご案内
本格的に日本舞踊を志す方は勿論、お子様や初めて日本舞踊に触れる方、女性、男性どなたでも学んでいただけます。 お一人お一人に寄り添ったご指導を心がけております。
入門料 10,000円
小舟町道場月謝 10,000円/月3回
(曜日についてはお問い合わせください)
見学・体験も随時承っておりますので下記までご連絡ください
寿柳流家元事務所 03‐6264‐9729